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EPISODE

『恋の映画を作ろう』の撮影秘話が大人気!

November 2013

『恋の映画を作ろう』のプロデューサー阿見松ノ介が本作のメイキングとも言える撮影秘話を暴露したブログ『【連載】低予算映画はつらいよ』が大人気!

アクセスが殺到したという。その内容は低予算映画ならではの苦悩と困難を如実に書いたもので多くの関係者のクレームをもろともせず9回の連載し、現在は完結している。

衝撃的な内容に皆さんも驚かれるはず!是非、ご一読を!

実在の故・一郎、あの世で喫煙問題

November 2013

主人公一哉の父・一郎と母・末子は阿見松ノ介の実在した両親がモデルになっている。映画の中では一郎が高校生の息子に喫煙をすすめるジョークをいうシーンがあった。(本作の中では影響を配慮してカットされた)これは実際に故・一郎氏が息子の阿見松ノ介にとった行動を映画化したものだ。現在の法律で照らし合わせると未成年者喫煙禁止法等の観点からも違法行為になる可能性があるが、昭和の男のワイルドさをアピールする為には必要なシーンだったと監督の大木ミノルは考えていた。その為、撮影されたが肝心の一郎役の夏守陽平はまったくタバコが吸えず火をつけるのもおぼつかない状況に平成のワイルドにタバコはいらないと実感したという。

「あんなに撮影したのに殆どカット」とスタッフ陣、憤り

November 2013

『恋の映画を作ろう』の上映時間は当初180分を超す長ロングだった為に編集の時点で40分近くをカットした。その為、多くの俳優やスタッフ陣が落ち込んだり怒ったりと大変だったと大木ミノルは語る。特にスタッフから残念がられたのは弘中と青野の帰り道のシーンは約6分間を1カットで撮影するというものだった。これは非常に大変で6分間の中で一度でも雑音や映り込み、台詞間違いなどあれば一から撮り直しになる。しかも大木はこのシーンを吹替えでなく生音に拘った為、20テイクも重ねた。しかも結局、雑音が思った以上に大きかったという理由で撮り直し、結局、40テイクもこの1カット6分間に勢力を注ぎ込んだのにも関わらず、本編で使われたのは3分間だけ。実は大木にとってもこの決断は苦悩の結果の決断だった。しかし映画のテンポを優先し思い切って半分にしたという。

本物のマドンナ青野晶子は実在した!

November 2013

本作の中で出てくる劇中劇『ロイド堀田の恋の映画』は本当に存在すると阿見松ノ介プロデューサーは語る。「1983年、今から30年ぐらい前の話になる。僕が高校生の時に実際に無声映画を撮ったんだよ」本作の原案である阿見は語る。「当時、僕は青野という女の子に本当に憧れていてね。でも、告白は出来なかった。それほどの勇気はなくて、でも少しでも彼女に近づきたいと思って映画出演を依頼したんだ。映画とまったく同じさ。僕が生まれて初めて交渉した女優だよ。名前も青野庄子と同じ名前だよ。しかも水着シーンをお願いしたのさ。えっ、やらしい下心?ないとは言えないけど、そこまで進んでいる高校生じゃなかったな。でも、今でもあのシーンは僕の初恋の想い出だよ」という。実際のシーンは見せてくれなかったが後日スナップ画像が送られてきた。それがこの写真だった。右側の水着の女性が実際の青野だという。

細部まで1990年を再現

December 2013

映画の舞台は1980年後半あるいは1990年初頭という曖昧なものだったが、スタッフはこれをなるべく忠実に再現しなくてはならず、頭を痛めた。特に映画館のシーンでは、実際の映画館を借り切っての撮影だったが、受付で携帯電話会社のWi-Fi等のシールが貼られている事に気づく。当然、2000年代以降の代物に頭を抱えたスタッフ一同はそのまま撮影、後日、編集の際にCGによってすり替えた。しかし、このようなCGだけでも全編に及び正確な数は把握出来ない程の量だったと言う。

未公開シーンPRAT1

December 2013

公式サイトのみの限定公開で未公開シーンを厳選公開。
『恋の映画を作ろう』はトータル180分以上もの長さをカットした為、多くのシーンが未公開になった。中には脚本の時点でカットされたものもありますが、ここでは撮影したのに使用されなかった多くのシーンから監督が公開許可したものを限定で配信しています。
最初は冒頭で寝ていた一哉が話し声に気づき起きるシーンから。そのシーンの話し声の正体はこれだった。後のシーンへの暗示として使う予定だったが西出氏の演技力のレベルが高い事から、このシーンはなくてもストーリーは繋がると判断してカットした。

さらに更新予定。お楽しみに

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