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CAST

尹 芝恵(ゆん しえ)

青野晶子役

 

1993年4月生まれ。口数の少ない転校生で主人公・弘中の憧れのマドンナ役を演じた。国籍は韓国だが主要言語は日本語。当初ヒロインはまったく別の女優で企画は進んでいたが歌手活動を始めたため、長期の撮影が不可能になり白羽の矢がたった。監督の大木はオーディションで彼女を見て、どこか恥ずげな自信のない演技の中に凛とした強さを感じたとして、ヒロインのイメージにピッタシだとして選んだ。本作撮影前は髪の毛を染めていたが、髪の毛を黒く染め直しダイエットまでして青野晶子役に挑んだ。その意気込みが現場で反映されたのか、見事に初恋を感じさせる可憐な転校生を演じ切った。現在、大阪アニメーションカレッジ専門学校に通う傍らケーブルテレビのリポーターとして活躍する等、将来を有望視されている。

小谷地希

弘中一哉役

 

クラシック映画ファンでヒロイン青野に恋する主人公・弘中一哉を演じた小谷地希は本作が長編映画初の主演作となる。仲谷進監督の『おおわいこ』が先に撮影されており、その中で重要な役を演じた。その際の演技を評価した大木ミノルが異例の新人抜擢を行なった。当初反対だった周りのスタッフも小谷地本人の演技を見て納得。見事主演を演じ切った。YouTube等で吹替えをした小谷地劇場や小説を朗読した動画等を自ら制作し配信したり、イベントのMCや舞台等にも精力的に参加、前向きな行動力で今も尚俳優として邁進している。特に今回、堤防を100mに渡り疾走するシーンでは実際に複数回数走り、それを望遠レンズで撮影するという手法をとった為、かなりの距離を走る事になった。かなりのハードな撮影にも関わらず文句一つ言う事なく最後まで頑張り、その演技はスクリーンを通して多くの人に評価される事になった。実際、弘中と同じように映画ファンでスタッフが尹芝惠の台詞を小谷地に言わず勝手に変更し映画クイズを出させる悪戯をするが、見事対応して正解を答えたという。

今野悠夫

 

堀田正和役

 

1979年1月生まれ。都築宏明監督率いるSWSに所属する東京の俳優。今回、三人の中でリーダー的存在で最も大阪らしいキャラクター堀田を演じた今野悠夫は現在34歳。とても高校生役は無理だと周りの者も止めたが脚本を読んで熱望。また東京から通う交通費を自分で負担してまで参加したいという意気込みに監督が推され起用。実際、最も難しい役を見事に演じる。大木ミノルは言う「堀田役が彼でなかったら映画は失敗しただろう。脚本の時点で彼をイメージして書いたが、それ以上に彼の演技は凄まじかった。誰が見ても彼が34歳の俳優だと思わず、18歳の堀田正和だと思うだろう」と言っている。また台詞等もすべて暗記しレベルの高い演技をカメラの前で披露した。近年、活躍する事が多く『窓辺のほんきーとんく (2008)』『結び目 (2009)』『仁義スロッター冴子 (2013)』『あぶない女刑事 (2013)』等の出演作を持つ。

夏守陽平

 

弘中一郎役

 

1976年6月生まれ。主人公・一哉の父親でまっすぐな生き方を息子に指南する一郎役を演じた。その鍛え抜かれた身体からアクション映画や時代劇等の出演依頼が多く、本人もその経歴を活かし専門学校で講師を務める等多彩だ。またジャカジャカ忍者なる児童用の忍者劇集団にも所属する。現在、夏守陽平事務所を立ち上げて独立。阿見松ノ介作品である『最寄りの怪談 (2013)』『ストレンジ・ワン・デイ 世にも奇妙な1日たち (2012)』『サンズ SUN OF THE DEAD (2011)』等に出演、定着のある演技は業界でも話題だ。近年では『蠢動-しゅんどう-』にも参加している。

清田益章(特別ゲスト)

 

 

清田益章役

 

1962年4月生まれ。専修大学文学部卒。若い頃に超能力少年として話題を呼び一世を風靡した。しかしその後、テレビ局の視聴率争いの中、虚偽番組作りに巻き込まれ汚名を着せられる。しかし、つのだじろうが「恐怖新聞」「うしろの百太郎」の中でこれらの事実について事件の真相に触れて清田氏の超能力の存在を肯定しているが、ネットのある今となってはテレビ時代の印象は強く残り、未だに超能力肯定派と否定派の間で二分している。今回、実際に目の前でスプーンを曲げ、その存在を目の当りにした大木ミノル監督は映画に出て欲しいと依頼。快く引き受けてくれた。久しぶりの映画出演になる。

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